この曲に注目

40代で練習して上が1オクターブ、下が半オクターブ広がった藤圭子 『岸壁の母』を歌う

1997年5月発行の週刊読売で藤圭子が話しています。抜粋して引用します。 性格なんて変わる 本人を前にして 「どんな性格です?」 聞いてみた。 「そうねぇ・・・」 ちょっと困ったような顔をした。 「正直、自分の性格が分からない。変わってきているとは思…

"あたし" と "わたし" で揺れ動く「新宿の女」

「新宿の女」は藤圭子のデビュー曲ですが、この歌唱でも藤圭子は石坂まさをが作曲した楽譜を無視して歌っています。曲の出だしは楽譜上、上昇音階が2回連続し、一旦下降して再び上昇音階が2回連続します。楽譜のメロディからは少しリズミカルな印象を受けま…

藤圭子がみずから選曲したベストアルバム「マイ・セレクション 藤圭子」

アルバム「マイ・セレクション 藤圭子」は1978年に発売されたベストアルバムです。「マイ・セレクション」とあるように、藤圭子が自ら選曲した曲で構成されています。他の歌手のこうしたコンセプトのアルバムと同様にこのアルバムも、A面は自分の好みよりは…

難曲「麗人」を藤圭子はどう歌ったか

「麗人」という曲は、1946年の映画「麗人」の主題歌です。1974年に開催された第1回広島平和音楽祭でこの曲を藤圭子が歌っています。「麗人」は沢田研二の歌が有名ですが、それとは全く異なる曲です。 映画「麗人」は「白蓮事件」で有名となった女性歌人・柳…

畳み掛けるように "しゃくり" が連続する「京都から博多まで」

歌唱テクニックの一つに "しゃくり" があります。カラオケの採点機能の対象となっているので知っている人も多いと思います。 念のために説明すると しゃくりとは、1音の発声において本来の音程より低く発声し始めて本来の音程まで引き上げる歌唱テクニックで…